公告(2項)
和服でバカヤロー!でも野坂昭如グーパンでもない大島渚の世界はドス黒い!松竹ヌーヴェルバーグの旗手にしてアジテーターとして君臨した彼の作品には悪意がある。まずは左翼運動と若者の熱狂に悪意の表象に立ち会おう!
「日本の夜と霧」1960年
保守の見習い各位には驚かされる。左翼と新左翼、日共系と反日共系など、最近の保守系の人間はとかく興味がない。戦後の政治運動の「オーソドックス」を担った彼らへの睨みも憧憬もないらしい。
運動のノウハウはそこに蓄積されているはずですが…大島渚の初期から「左翼ってカッコイイ!」とか思わせちゃいましょう。
これよく書けてました↓
ネタバレ感想
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安保闘争が切っ掛けで結ばれた、新聞記者・野沢と女子学生・玲子の結婚披露宴が行われていた。しかし、逮捕状が出ている全学連の学生・太田が突然乱入し、学生・北見の謎の失踪事件を叫び始めた。そこから、昭和25年当時からの学生運動の陰に起こった様々な事件が暴露されていく。
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「青春残酷物語」1961年
この映画をベストとする監督に荒井晴彦さんがいた。ちょっと待て、観てないかも。いや、覚えていないだけかもしれない。もう一度観ましょうか。
中年の男にホテルに連れ込まれそうになった真琴は、大学生の清に助けられた。その後ふたりはお互いをいたぶるかのように遊び、身体を重ねていく。清は人妻と不倫していたが、真琴のことが忘れられず、やがてふたりは同棲をはじめ、美人局で金を稼ぐようになる。しかし、まもなくして真琴が妊娠していることが発覚。子どもを堕ろせという清に反発し、真琴はアパートを出ていくが……。(C)1960/2014 松竹株式会社
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