Private
ふむ……では一つ。口説きましょうか。
(影のある邪悪な表情に変われば静かに口を開き詩を唱えるように)
邪悪な心を持つ人の子よ、その身を捧げよ……この私を知る者は私を見出すだろう。たとえ無意識のうちにであろうと、私に仕える者は私を引き寄せるであろう。 / いあいあふたぐん
その肉体は試練を受け、それに快楽を感じるならば、(囁くように)私を……受け入れる事ができる。
忠実なる我が信徒には、死も良心の呵責もない、快楽と苦痛に満ちた世界を見せてやろう。さあ、手を伸ばせ……
(原典グラーキの黙示録からの引用だったが妙に熱の篭った不気味な声で迫真に言い切って