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小さな場所から世界を変えるvol.1

録画の公開はありません (視聴期限: 2020年5月29日(金) 23:59 まで)

■さばのゆ店主・須田泰成の情報バラエティー
 「小さな場所が世界を変える」vol.1は、
 「おいしいサバ缶は実は理想の地域通貨である」がテーマ。

 ☆実は、いま経堂の街で、こんな現象が、
    ↓
 新型コロナウイルスの影響で大変な時期ですが、
 サバ缶で有名な木の屋石巻水産と取引のある
 お店はテイクアウトが売れていて、
 例えば、魚中心の居酒屋「らかん茶屋」では、
 「稼ぎ頭の夜宴会が全滅して、売り上げは良くて4割、
 しかし、木の屋から仕入れる金華サバメニューだけは売れ続け、
 むしろ扱いが増えている(年間2トンペース+αに)。
 木の屋のサバに助けられ、そこには希望がある」(大将の加藤さん談)
 実は以前から
 「木の屋さんのサバ缶は地域通貨のようだ」と缶じていましたが、
 ここにきて「サバ缶のつながり」が「理想の地域通貨」という
 思いを強くしています。

 ☆なぜ地域通貨かと言いますと、
     ↓
  1982年、急激な不況に陥った
 カナダ太平洋岸のバンクーバー島の人々を支えた
 「LETS(Local Exchange Trading System)」
  という「地域通貨(community money)」があります。
 (その後の世界中の地域通貨ブームのもとに)
 (※メモ=「LETS」は紙幣の形をしていない地域通貨、
  世界に広まった地域通貨の多くは実は種類の異なる紙幣タイプ)
   ↓
 さばのゆ店主・須田は2000年8月、
 雑誌『広告』(博報堂)当時の編集長・池田正昭さんと
 バンクーバー島を訪れ、リントン氏に会い、
 地域通貨が使われる現場を体験。
 その後、仲間の多くが地域通貨の日本国内への導入に参加。
 リアルタイムでウォッチ&関わってきました。 
   ↓
 2007年、経堂でサバ缶の取り組みが始まります。
 2010年に石巻の超絶おいしい金華サバ缶と出会い、
 経堂の街の飲食店に商売繁盛につながる素材として広まり、
 製造する木の屋石巻水産さんの皆さんとも友人関係に。
 2011年の東日本大震災後は、
 支援物資、義援金の送付とともに、工場跡地に埋まった
 泥まみれの缶詰を洗って売る活動が全国に知られるようになり、
 復興のサポートにつながったかと思います。
 そんな時期を通じて、気がつけば、
 経堂の街には木の屋石巻水産さんの食材を使って
 おいしいメニューを提供し、商売にプラスを生む飲食店が
 10数店舗あり、コロナで大変な時期ですが、
 振り返ると「サバ缶のつながり」は
 地域通貨のように街を支えていて、
 冒頭のらかん茶屋の大将の言葉にもつながるわけです。

 「稼ぎ頭の夜宴会が全滅して、売り上げは良くて4割、
 しかし、木の屋から仕入れる金華サバメニューだけは売れ続け、
 むしろ扱いが増えている(年間2トンペース+αに)。
 木の屋のサバに助けられ、そこには希望がある」(大将の加藤さん談)

 正直に作られたおいしいものってスゴイのかもしれない。

 そんな話を番組スタイルで

 2020年5月15日(金)19時〜(45分ほど)
 ※そのあとネット打ち上げでも

 チャージ1000円

 お送りいたします。
  

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小さな場所から世界を変えるvol.1 1,000 円(税込)
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