【出演】
鈴木涼美
仲俣暁生(評論家、編集者)
成宮アイコ(朗読詩人)
実際に新宿歌舞伎町や横浜伊勢佐木町で夜の仕事についてきた作家、鈴木涼美が、荒唐無稽な世界の中で死ぬことも狂う事もなく生きていくために書いた書籍「娼婦の本棚」の刊行記念イベントがなんと横浜にて開催決定!
ゲストには、フリー編集者・文筆家の仲俣暁生と朗読詩人・成宮アイコが出演。
これから最高な夜も最低な夜もあるだろう若い女の子たちに向けて、鈴木涼美自身の大切な寄る辺となった書籍20冊を紹介している「娼婦の本棚」の話を中心に、ガルシア・マルケスからアリス、ナウシカまで出演者3人でじっくり語り合います。
【出演者プロフィール】
●鈴木涼美(すずき・すずみ)
1983年東京都生まれ。慶應大環境情報学部在学中にAVデビュー。その後はキャバクラなどに勤務しながら東大大学院社会情報学修士課程修了。修士論文は後に『「AV女優」の社会学』として書籍化。日本経済新聞社記者を経てフリーの文筆業に。書評・映画評から恋愛エッセイまで幅広く執筆。著書に『身体を売ったらサヨウナラ』『ニッポンのおじさん』『往復書簡 限界から始まる』(上野千鶴子氏との共著)『JJとその時代』など。
●仲俣暁生(なかまた・あきお)
編集者・文筆家。「マガジン航」編集発行人。著書『ポスト・ムラカミの日本文学』(朝日出版社)、『極西文学論』(晶文社)、『〈ことば〉の仕事』(原書房)、『再起動せよと雑誌はいう』(京阪神エルマガジン社)、『失われた娯楽をもとめて』(駒草出版)、『失われた「文学」をもとめて――文芸時評編』(つかだま書房)ほか。
●成宮アイコ(なるみや・あいこ)
朗読詩人・ライター・作詞家として活動。「生きづらさ」と「社会問題」をテーマにした詩や短歌を読み捨てていくスタイルのライブは、ポエトリーリーディングならぬスクリーミングと呼ばれることもある。著書に『あなたとわたしのドキュメンタリー(書肆侃侃房)』『伝説にならないで ハロー言葉、あなたがひとりで打ち込んだ文字はわたしたちの目に見えている』(皓星社)がある。