“映像でお送りする、朗読ライブ配信”
二人の役者が、スタジオ収録しているところをライブ配信し、
「聴く」、「観る」、朗読をお届けします。
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アウン・クローゼットプロデュース 朗読ライブ配信
『夜長姫と耳男』
構成・演出:フジタタイセイ(劇団肋骨蜜柑同好会)
原作:坂口安吾『夜長姫と耳男』
出演:安東信助(日本のラジオ)兒林美沙紀(アウン・クローゼット)
11月4日(水) 21:15 ~
※アーカイブは11月18日(水)までご視聴頂けます。
料金 : 1600円(1500円+決済手数料100円)
音響・映像:桜義一(劇団肋骨蜜柑同好会)
宣伝美術:井上百合子(演劇集団円/アウン・クローゼット)
企画製作:兒林美沙紀(アウン・クローゼット)
協力:株式会社フクダ&Co. krei inc. 劇団肋骨蜜柑同好会 日本のラジオ
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【あらすじ】
長者の一粒種として慈しまれる夜長姫。
黄金をしぼらせ、したたる露で産湯をつかわせたので、
姫の身体は光りかがやき、黄金の香りがすると言われていた。
飛騨随一の匠の弟子で、大きな耳を持つ耳男は、姫が十三歳の時、
姫のために弥勒菩薩像を造るよう長者から命じられる。
美しく、無邪気な姫の笑顔に魅入られた耳男は、次第に残酷な運命に巻き込まれていく。
【企画意図】
新型コロナウイルスが人々を恐怖させてから、たくさんの演劇が中止されました。
そんな状況下の中でも、演劇関係者が作品を世に出す姿を見て、いろいろと考えていたところ
ふと、真夜中に自分の本棚にある坂口安吾作品が目に留まりました。
中でも、『堕落論』と『夜長姫と耳男』を読み返して、「あ、これは」と思いました。
自分の中にあった疑惑、怒り、不安、やるせなさ、これらが一本の細い線となり、
ぴんとまっすぐ張った気がしたのです。
生きるならば、堕ちて、這い上がってを繰り返しながら、私たちは進むしかないのだと思います。
坂口安吾の文章の面白さと、描かれていることの美しさを生かし、
現代と照らし合わせて様々な角度から臨んでいこうと、この企画は始まりました。
【アウン・クローゼットとは】
一生は、クローゼット。その中にある、鮮やかなものたちを模っていくことをテーマに、
井上百合子と兒林美沙紀が、好きなことを 好きなようにやるユニットです。
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